中学生のときに針を持ち始めてから、私は洋和服からドレスまでずっと縫いつづけて着ました。 でも、単なるデザイナーに終わるのは嫌だし、私自身いろんなことに興味があるので、 コーディネーターもスタイリングも服に関することは幅広くやっています。 好奇心旺盛なのでやってみようと思ったことは、とりあえず全部やりたい。 だから本業は50歳くらいになってからでいいかなって思ってるんです。
 私の服つくりは、まず「相手ありき」のものだから、作ったものに自分の作品という感覚はないですね。 いつも相手のために、最大限にきれいに見えるように心がけています。 それは私の考える「きれい」や「似合う」ではなく、何度も話をして相手の嗜好をカタチにしていく。  ウエディングの場合は特に、女性にとって特別な日だし、一番輝いているとき。 「この型のドレスが着たい」という要望があれば、「絶対に着せてあげる!」と思って、どうしたらいいか考えます。 私はやっぱり一から十まで人と関わることを捨てきれないんです。出会ったからには、お互いが深く長く知り合いたい。
 お客さまやスタッフ、周りにいるひとすべてを大事にすること。 これが私の服と関わっていく上での大切なエッセンスや原動力になっていると思います。
これからもそれはずっと変らないでしょう。



 
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